学術集会

第8回日本小児循環器集中治療研究会学術集会

大会長挨拶

小泉 沢
第7回プログラム

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 第8回学術集会を担当させて頂くことになりました、宮城県立こども病院集中治療科 小泉です。コロナ渦も収束しつつあるこの時期に、本学術集会を開催する機会を頂きましたことを、代表幹事の大崎真樹先生、ならびに幹事の先生方、そして会員の皆様方に感謝申し上げます。
わたし自身は、小児循環器を専門とするものではありません。これまで小児集中治療医として小児循環器集中治療に関わって参りました。小児心臓手術の周術期管理は循環管理だけではない、呼吸管理を含めた全身管理と多職種連携によるチーム医療・ケアが心疾患をもつこどもには必要である、との思いから、心臓血管外科、循環器科、そして関連医療職のみな様とともに診療に従事してきました。こどもの健やかな成長という、われわれ医療者の求める集中治療のゴールは同じですが、そのゴールへの道のりは正解が一つだけではないと思います。心疾患をもつこどもと家族のために、同じゴールを目指して、チーム内で互いの知識と技術を駆使して切磋琢磨し、協働し、道のりを選択していく、その過程が小児循環器集中治療の醍醐味であると感じています。
本学術集会では、特別講演に東北大学心臓血管外科・宮城県立こども病院心臓血管外科 正木直樹先生より「新たな視点から肺生検組織診断を再評価する」と題してご講演を頂きます。またテーマを「Meet Again」とし、開催形態は現地開催とさせて頂きました。コロナ渦で進歩したweb配信は大変便利ではありますが、一方でface to faceの重要性を再認識する契機となりました。チーム医療においてもベッドサイドで同じ時間を過ごし、コミュニケーションがよいこと、意見をぶつけ合うことが欠かせません。是非、多くの皆様と現地で同じ空気を、同じ熱気を感じつつ、議論し合い、親交を深めることで、この学術集会が小児循環器集中治療の発展に貢献できることを願っております。どうぞ杜の都 仙台にお越し下さい。皆様のご参加をお待ちしております。

ご質問は、「mchpicu2014@gmail.com」まで、メールにてお問い合わせください。

第8回 日本小児循環器集中治療研究会学術集会 大会長 小泉 沢
宮城県立こども病院 集中治療科


開催日 2023年9月23日
大会長会長 宮城県立こども病院 集中治療科 小泉 沢
会場 東北大学片平さくらホール(宮城県仙台市)
演題募集 演題募集・参加登録はこちらから
募集期間:2023年6月5日(月)~7月31日(月)



過去の演題

過去の学術集会での演題です。抄録内容は会員ページで閲覧可能です。